ま、どうでもいんだけど

カナダ留学中の大学院生の日常を適当に
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仲良しこよし
誰かと仲が良くなるってどういうことなんだろ?

秘密を共有する事?
相手の好きな事や、嫌いな事がわかる事?
「アイツ何してるのかなぁ」なんて思う事?
もちろんチョメチョメしちゃうこと?

ま、こんな感じの状態になる事を「仲がよい」って言うんだろうね。
じゃぁ、学校の隣の席のA ちゃんと、塾で良く会うBさんのどっちの方がより仲良しなんだろ?これって比べられるの?


心理学者は比べようとします!!

(本当に、暇な人たちですよね。)


比べる前に、「仲がよい」って言うのがどういう状態かを知る必要があるよね。もちろん心理学的に。

1.自分と相手に限りある資源(金、食料、etc)を分配するときに、自分よりも相手に多く分配する。
2.自分に関する情報と同じ位、相手に関する情報を忘れっぽくなる。
3.自分に関する情報に反応するよりも速く、自分と相手に共通の情報に反応するようになる。

その他もろもろ。
人生いろいろ。
お前の母ちゃんデベソ。

かなり曖昧というか、適当に思わせぶりな心理学的「仲良し」。
共通してるのは、自分と相手の境界線が曖昧になってきている事らしい。つまり、仲が良ければ良いほど相手の事をまるで自分の事のように思ってしまうという事。


でも、仲良し度を測る度に色々な実験をするのも大変だよね。そこで出てきたのがこれ。

self-other.jpg
例えば、自分(self)とAちゃん(other)を図で表すと、どれ?
または、自分(self)とBさん(other)を図で表すと、どれ?

見たいな感じでこの図を使えばすっきり比べられるって言うわけよ。
これを始めのウンチクを知らない人に試せば、その人がどれくらい仲良しだと思っているのかが解る。。。。。。かもね。


参考文献:Aron, A., Aron, E. N., Tudor, M., & Nelson, G. (1991). Close relationships as including other in the self. Journal of Personality and Social Psychology, 60, 241-253.


相手の気持ちを知るには?
感情を読み取るのって難しい。
喜んでるの?悲しいの?どっちなの?

これは日本人以外の人達と接する時はなお更。
だって顔の作り違うじゃん!

どうやら、顔の作り以外にも読み取るのが難しい理由があるらしい。それは、育った文化圏によって表情を表す場所、読み取る場所が違うから。

これは得にPCで使う絵文字を見るとわかる。
日本で嬉しい顔は (^_^)
北米だと嬉しい顔は :) 横に倒れてます

日本で悲しい顔は (T_T) や (;_;)
北米だと :( や :-( これも横に倒れてます

よーく見ると、日本の絵文字は目で、北米の絵文字は口で、感情を表しているみたい。



こんな絵文字を使って心理学の実験をしちゃった人がいます。


face.jpg
この顔の目と口をそれぞれ別々に見てみると、
目:喜び、普通、悲しみ
口:喜び、普通、悲しみ

と3種類の組合せがあります。

この絵文字を合計213人のアメリカ人と日本人に見せて、どんな感情を読み取るかを調べたそうです。


いやぁ、よくやるよね、本当に。。。
(目の付け所が違うよ、マジで)

でね、アメリカ人は口を見て感情を判断したんだけど、日本人は目で感情を判断していたんだって。


これを普段の生活に当てはめてみると、


北米女性「あなたのくれた婚約指輪、最高!!
(目は普通、口は大きく笑っている)

日本人男性「お前それ本気で言ってないだろっ!!


なんて事や、


日本人男性「今日の洋服とっても似合ってるよ
(目は笑っているけど、口は普通)

北米女性「ナニッ!?太って見えるって思ってるでしょ?



うーん、やはり文化の違う人とは分かり合えないのかなぁ。


ま、どうでもいんだけど



参考文献:Yuki, M., Maddux, W. W., & Masuda, T. (in press). Are the windows to the soul the same in the East and West? Cultural differences in using the eyes and mouth as cues to recognize emotions in Japan and the United States.


本音の判断方法
日本とアメリカでは本音の判断方法が違うらしい。

例えばね、誰かと話をする時に相手が本気か冗談かってどうやって判断する?

日本人なら、顔の表情、声の感じ、その他もろもろを踏まえて、
「あ、コイツ嘘ついてるな」とか「おおぉ、マジ本気だよ」
なんていう判断をするよね。

アメリカ人は違うらしい。
相手が言った事は基本的に本気と思う傾向があるそうな。

今日読んだ論文に書いてあった実験は、そんな謎を解くために、こんな感じで進められました。

1.あなたは実験に参加するために指定の場所に行くと、
「本音の判断方法の実験するから、ヨロシクね」ってな感じで部屋に通される。

2.次に、「隣の部屋にいる人が文章を読むから、その人の本気度をこの紙に書いてね」なんて言われて紙を渡される。

3.そんで、「ここにフランスの核実験について賛成、反対のどちらかの意見を書いた文章があるの。隣りの部屋の人に読んで貰うから選んでね」なんて言われて文章を選ぶ。

4.あなたは隣の部屋の人が、あなたの選んだ意見を読むところをテレビモニターで鑑賞。

5.最後に隣の部屋の人が、どれくらい本気で言ってるかを紙に記入。

ま、こんな感じで実験終了。
これをアメリカと日本の大学生155人にやってもらったらしい。



さて、オレならかなり高い可能性で、隣の部屋の人は本気度は判断しにくいと思う。
だって
1.俺が隣の部屋にいる人が読む文章選んじゃってるし、
2.文章を作ったのは隣の部屋の人じゃないし、
3.隣の部屋の人が、オレが適当に選んだ意見と同じ意見をしている可能性ってかなり低いよね。


結果はね、1が(全然ウソん気)から15(ガチ本音)の15点満点で、
日本人学生は平均6点なのに、アメリカ人学生は平均8点。


って言うことはね、アメリカと日本の日常生活に当てはめてみると
コメントの意味が違ってきちゃう可能性あり

「今月金無いなぁ」
日本:ちょっと遊びに行く余裕はなさそうだね
アメリカ:今月の家賃払えないんだろうなぁ

「あの人って、可愛い/カッコ良いなぁ」
日本:お友達になれたらいいね
アメリカ:結婚を前提に付き合いたいね

「うちの会社の上司本当にムカつく」
日本:嫌なヤツってどこにでもいるよね
アメリカ:社長に相談してクビにしてもらうしかないね

うーん、なんだか異文化コミュニケーションって難しそうだなぁ



ま、どうでもいんだけど


参考文献:Masuda, T., & Kitayama, S. (2004). Perceived-induced constraint and attitude attribution in Japan and in the US: A case for cultural dependence of the correspondence bias. Journal of Experimental Social Psychology, 40, 409-416.






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